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チューターのTです2013年07月19日

突然ですが、高校の勉強は好きですか? おそらく、好きな科目以外の勉強は苦痛でしかない人が多いのではないでしょうか。何でこんなものを勉強しなければならないのか、ずっと数学だけ、英語だけしていたいと考えているひとも多いと思います。

 ですが、大学に上がると必修科目はいくつかあるにせよ、高校と比べると好きな科目だけ勉強していていい時間が増えます。むしろ、そういう学習をすることでよりアカデミックで複雑な内容についていけるのだと思います。

 大学でそうならば、高校だって、すきなやつだけやってていいじゃないかと思ったかもしれません。ですがですよ、大学でそういう学習をするということは、たとえば理系だと現代文や古文、世界史などは高校が最後の勉強のチャンスなわけです。その知識のまま社会に出るということになるのです。本を読んで、その本が一番いいたかったことを捉えられなかったら、本を読む意味がないですよね。社会にでてからの貴重な時間を浪費することなります。たとえば、小説をよんでいて、「ルビコン川はもうわたってしまったのだ。」という表現が出てきたとき、何のことか分からないとつまらないでしょう。

 そしてなにより、こういったことが必要になるのは、海外に飛び出して国際人として活躍するときです。日本の歴史をしらなければ、「日本はどういう国なのか」ということに答えられません。古文をやっていなければ、「日本の文学」の話題についていけません。もしも相手が日本に興味があった場合、相手の方が詳しいなんていう恥ずかしいことになってしまうかもしれません。世界史を知らず、それを源とする国際関係を知らなければ、今起きている世界の問題について話すこととなったとき何も考えることができません。英語ができなければ、そもそもコミュニケーションをする土俵にすら立てないのです。

 もちろん文系であっても状況は変わりません。数字を扱うことができなければ、いつまでも物事を印象論で語ることしかできません。化学をしらなけば、地球温暖化の問題もエネルギーの問題もなんら語ることができません。

 

いまはその教科をやることが苦痛かもしれませんが、実はそれが人生で真面目に学ぶ最後の機会なのかもしれないのです。社会に出てまともなことがいえる大人になる為に勉強しているのだと考えてみましょう。そうすれば、モチベーションもあがるかもしれません。高校のお勉強は大学へ行くためだけではなく、大人になる為でもあるということをかんがえてみましょう。