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専門の紹介2015年07月11日

こんにちは、チューターの河合です。

意外と時間が余っているので僕の専門の話をしようと思います。

 

 

RECではほとんど数学(ときどき英語と物理)を教える僕ですが

専門は生物物理学です。

 

理系受験での理科選択の定番は 物理化学 or 化学生物だと思うので

生物 & 物理 なんてどういうことですか???ってなると思いますね。

 

生物物理学は非常に広い範囲をカバーしているので、どういう学問か

分かりやすく説明するとこんな感じです。

 

1.そもそも生命現象(「生きている」こと、「考える」ことができて、「感じる」ことができること)って不思議です。

2.これを物理や数学のテクニックを使って理解したら、いろんなことが分かるはずだ。(物理や数学って、「必ず成立すること」や、「色んな場合」をまとめて考えるのに向いています)

3.そのために、まずは考えたい物事を要素ごとに分割して、そこから考えていこう

 

はい、これだけ聞くと、分かったような分からないような

ですね。

 

例えば

僕らが考えて、感じることが出来るのは高度に発達した脳があるからですね。

 

この脳は、基本的に脳神経という「神経」が複雑に絡み合って実現してます。

ある刺激(例えば光)があると、その刺激を受け取った器官(目)から神経を通して脳へと伝えられますね。

これがきっかけになって、複雑に絡み合った脳神経が特定のパターンで刺激を伝えると

それが我々の認識になっている、という風に(生物物理では)考えます。

 

他の例でいうと

我々が普段会話をしたり、歩いたり走ったりできるのは

筋肉が働いているからですね。

筋肉はタンパク質が主成分でできていますが

このたんぱく質の成分も

アクチンフィラメントという繊維と

その上を動くミオシンというモータータンパク質の運動によってできています。

 

また、運動をする際にはエネルギーが必要ですよね。

筋肉が動く際には、細胞内のエネルギー源であるATPを使いながら

ミオシン分子がアクチン繊維上を動いていきます。

 

 

と、こんなように、生物を要素レベルが相互作用していると考えて

それらの関係性が

物理的、数学的にどうなっているかを調べるのが生物物理学です。

 

小さいところは分子、原子のレベルから

大きいところは我々の意識のレベルや生態系まで

幅広く扱っています。

 

ここまで書いてまだ僕の本当は何をしているかが書けていないんですが

それはまた後日にしましょうか。

 

ちなみに、そんなわけで

生物

物理のほかに

化学(物質の集まりとして生き物を見るとどうしても化学の知識は必要になります)

数学(物理や化学が難しくなると必要になります)

統計(我々は多数の分子からできているので、それらがどういう風に関わっているかについては統計的な考えが必要になってきます(超っていっぱいつけようと思ったんですけどあまりにも字面が頭悪そうなのでやめました))

英語(専門研究には必要です)

 

といったようなことを要求されながら研究をチマチマしています。

 

なんか高校の頃より要求科目が増えましたね…(文系科目はさすがに減りましたが)

 

さて、今回はこの辺で。来週またお会いしましょう。